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「低糖質」とは? 今更聞けない? その定義と考え方
ダイエット

「低糖質」とは? 今更聞けない? その定義と考え方

近年、コンビニやスーパーでも「低糖質」という言葉をよく見かけるようになりました。
パンやスイーツ、飲料など、糖質を抑えた商品が増えていますが、
実は「低糖質」という表現には明確な法律上の定義がないことをご存じでしょうか?


■法律では定義されていない「低糖質」
日本では、食品の栄養成分に関する表示を定めた「栄養表示基準制度(消費者庁)」があります。
この制度の中では、「低カロリー」「低脂肪」「無糖」などの表現には数値基準が設けられていますが、
「低糖質」という言葉については、数値的な基準が存在しません。

たとえば「無糖」や「糖類ゼロ」は、
100gあたりの糖類が0.5g未満である場合にのみ使える、という明確なルールがあります。
しかし「低糖質」は自由に使える表現であり、
商品ごとに「どの程度糖質が抑えられているのか」は異なるのが現状です。


■一般的な目安としての「低糖質」
法的な定義はないものの、

栄養学的な観点からは次のような一般的な目安がよく用いられています。

1食あたり糖質20g以下:糖質を抑えた食事としてよく用いられる基準

1日あたり糖質70〜130g以下:いわゆる“ゆるやかな糖質制限”の範囲(ロカボ®の考え方)

また、「ロカボ®」※という登録商標では、
1食あたり糖質20〜40g、間食10g以下を目安としています。
このように、「低糖質」といっても明確な数値よりも“相対的に糖質を控えた”というニュアンスで使われているのです。
※一般社団法人 食・楽・健康協会


■「低糖質」表示で気をつけたいこと
「低糖質」と聞くと「体に良い」「ダイエットに効果がある」と思いがちですが、
糖質を減らす=健康に良い、とは一概に言えません。
人の体にとって糖質は大切なエネルギー源でもあり、
過度な糖質制限は逆に体調を崩すこともあります。

また、商品表示や広告では、
「糖尿病改善」「痩せる」といった健康効果を断定する表現は薬機法の対象になります。
そのため、「糖質を抑えました」「糖質に配慮しました」といった表現が一般的です。


■“低糖質”を選ぶときのポイント
「低糖質」という言葉に惑わされず、
実際に栄養成分表示の「糖質量」や「炭水化物量」を確認してみるのがおすすめです。
糖質量は「炭水化物-食物繊維」で求められます。
また、糖質を減らすために人工甘味料や脂質が増えていないかどうかもチェックポイントです。


■まとめ
「低糖質」とは、実は法的な基準がない自由な表現。
それだけに、消費者自身が内容を見極めることが大切です。
数字の裏側にある工夫や素材のバランスを知ることで、
“自分に合った糖質との付き合い方”を見つけることができます。

 

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