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天然由来の甘味料が白砂糖より高い理由─自然の恵みをそのまま届けるために─
原材料

天然由来の甘味料が白砂糖より高い理由─自然の恵みをそのまま届けるために─

健康意識が高まるなかで、羅漢果(らかんか)やアガベシロップ、きび糖といった「天然甘味料」を選ぶ人が増えています。
ただ、いざ購入しようとすると、白砂糖よりもかなり高い価格に驚くこともあるのではないでしょうか。
その理由は、単に「健康志向だから高い」というわけではなく、原料・製造方法・流通の違いにしっかりと根拠があります。


1. 原料そのものが希少

白砂糖の原料となるサトウキビやてんさいは、世界中で大規模に栽培され、効率的に糖分を取り出せる体制が整っています。
一方、羅漢果は中国の桂林地域など限られた土地でしか育たず、収穫もほとんどが手作業。
アガベシロップの原料であるリュウゼツランは、メキシコの乾いた高地で育ち、収穫までに7〜10年もかかります。
つまり、育てる場所も時間も限られているため、原料自体が高価になるのです。

 

2. 製造工程が繊細で時間がかかる

白砂糖の精製は、長年の技術によって自動化・効率化されています。
一方、天然甘味料は「自然の栄養や風味を壊さない」ように、低温での抽出やろ過を何度も行う必要があります。
たとえば羅漢果の場合、特有の甘味成分「モグロシド」を保つため、熱や酸化を避ける丁寧な製造が欠かせません。
その分、どうしても時間とコストがかかるのです。

 

3. 「精製しすぎない」ことでコストが上がる

きび糖や黒糖などの天然甘味料は、ミネラルや風味を残すために精製を最小限にしています。
その結果、湿気に弱く、保存や輸送に注意が必要になります。
つまり「自然のままを残す」ほど、管理に手間がかかる──これも価格に影響する要因です。

4. 生産量が少なく、規模の経済が働きにくい

白砂糖は世界中で莫大な量が消費されるため、大量生産の仕組みが整っています。
一方、天然甘味料は健康志向の一部の層に向けた商品が多く、生産量が少ない分、コストを下げにくいのが現状です。

 

まとめ:高価なのには、理由がある

天然甘味料の価格には、自然の恵みを守りながら作るための時間と手間が含まれています。
それは「添加物を使わず、自然の力で甘みを引き出す」という、作り手の姿勢そのもの。

白砂糖のように安価で大量に作ることはできませんが、
天然甘味料には「素材の風味と、からだへのやさしさを大切にした甘み」という、価格以上の価値があるのです。


 

カラダにやさしいスイーツ専門店 BEYOND SWEETS(ビヨンドスイーツ)
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BEYOND SWEETSで作られるスイーツは全て精製糖(白砂糖)不使用、
甘みは羅漢果、アガベシロップ、きび糖といった天然由来の甘味料のみを使用しております。

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