
腸で吸収される糖質、されない糖質?―羅漢果やオリゴ糖が“糖質オフ”とされる理由―
「糖質=太る」「糖質=血糖値が上がる」
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
けれど実は、すべての糖質が同じように腸で吸収されるわけではありません。
今回は、
✔ 腸で“吸収される糖質”
✔ 腸で“吸収されにくい(されない)糖質”
の違いを整理しながら、羅漢果やオリゴ糖がなぜ“糖質オフ”につながるのかを解説します。
■ 腸で吸収される糖質とは?
代表的なのが、
ブドウ糖(グルコース),果糖(フルクトース),砂糖(ショ糖),麦芽糖 など
これらは小腸で分解・吸収され、血液中に入り、血糖値を上昇させます。
血糖値が上がるとインスリンが分泌され、余剰分は脂肪として蓄積されやすくなります。
つまり、一般的な砂糖はほぼ100%体内に吸収される糖質です。
■ 腸で吸収されない(されにくい)糖質とは?
ここがポイントです。
糖質の中には、
・消化酵素で分解されにくいもの
・分子構造が特殊で吸収されないもの
・そのまま大腸へ届くもの
があります。
これらは血糖値をほとんど上げません。
代表例が、オリゴ糖,食物繊維,羅漢果由来甘味成分 などです。
■ なぜ羅漢果は“糖質オフ”になるのか?
羅漢果(らかんか)は、
中国原産の果実「羅漢果」から抽出される天然甘味料です。
その甘さの主成分は「モグロシド」と呼ばれる成分。
このモグロシドは、
✔ 小腸でほとんど吸収されない
✔ 血糖値をほぼ上げない
✔ カロリーがほぼゼロ
という特徴があります。
つまり、甘さはあるのに“体内に取り込まれない”甘味成分なのです。
そのため、砂糖の代わりに羅漢果を使うことで、
実質的な糖質吸収量を抑えることができる=糖質オフにつながります。
■ オリゴ糖が糖質オフと言われる理由
オリゴ糖も「糖」の一種ですが、砂糖とは働きが異なります。
オリゴ糖の多くは、
✔ 小腸で消化・吸収されにくい
✔ 大腸まで届く
✔ 腸内細菌のエサになる
という特徴があります。
そのため、
・血糖値が急上昇しにくい
・エネルギーとして吸収されにくい
・腸内環境を整えるサポートをする
といったメリットがあります。
つまり、一部はエネルギーにならずに腸へ届く糖質なのです。
■ 「糖質=悪」ではない
ここで大切なのは、
糖質そのものが悪いわけではないということ。
問題になるのは、
急激に血糖値を上げる糖質、吸収されやすく過剰摂取しやすい糖質
です。
一方で、
・吸収されにくい糖質
・腸内環境に働きかける糖質
・血糖値に影響しにくい甘味成分
は、上手に取り入れれば美容や健康の味方にもなります。
■ 甘さを“選ぶ”という新しい発想
砂糖をただ減らすのではなく、
「どんな糖質を使うか」を選ぶこと。
羅漢果やオリゴ糖は、
低糖質志向の方
血糖値が気になる方
腸活を意識している方
美容を意識したい方
にとって、やさしい選択肢になります。
甘いものを我慢する時代から、
“吸収のされ方”で甘さを選ぶ時代へ。
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